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zoom RSS 不思議な出来事

<<   作成日時 : 2017/08/05 22:05  

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年を追うごとに暑さが増していると感じられる夏の暑さですが

先日のこと、滝を見て涼もうと云うことで行ってきた。

そこでの出来事ですが、とても不思議な体験でした。

それは、とある山の中腹にある滝を求め

獣道のような荒れた登山道を登って行ったときのことでした。

あたりは木立に覆われ太陽の日差しを適度に遮ってくれる。

時折木立の中を吹き抜ける爽やかな風に癒やされながら歩き続け

ると やがて滝の音が聞こえた。

その音に誘われるように滝の見えるところに立ち、

しばらく滝の流れに見入っていた。

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涼しさを感じながら辺りを見回すと一本の大きな木の幹に何やら

見た事のない物体があり、

こちらに向かって“おいでおいで”をするかのように動いていた。

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何だろうと思いながらジッと目をこらして見ていると、

後ろから 『遊ぼう!』 と話しかける子供の声が聞こえた。

振り返ると小学校低学年と思われる少女が立っていて、髪の毛は

頭のてっぺんで輪ゴムで縛り、カブトムシの角のようなヘアースタイル、

今時珍しいと思いながら きょとんとしている私に向かって

再び『遊ぼう!』と声をかけてくる。

 私は『一人で登ってきたの?どっちから来たの?』と、ちょっと

驚きながら訪ねると『あっちから一人で来たの』と指さした。

その方向を見ると今歩いている道よりさらに細い分かれ道があった。

暇だった事もあり『いいよ、いつも何をして遊んでいるの?』と訊くと

私の手を取り 『おいで!』 とさっき指さした方へと導いてくれた。

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5分ほど歩いたところで大きな銀杏の木があり、帰り道の目印にしようと

記憶の隅にとどめ、『まだ遠いの?』と聞くと 『すぐそこだよ!』 と

答え、さらに歩き続ける。

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手を引かれるままについて行くと急に視界が広がり正面に両手を広げた

ような古木があり、その古木は身をよじるようにこちらに向いて立っ

ていた。

その傍らにはこの場には不似合いな手すりがあり、雀が留まっていて

手をかける事はもちろん 腰をかける事もできない。

古木の幹は大きく破れ、その下の方にウサギが入れるぐらいの小さな

洞穴らしきモノが見えた。

少女が指をさしながら 『この中だよ』 と、さらに先に進む事を促した。

こんな小さな穴に入れるのだろうか?と思いながら中を覗くと

入り口がス〜ッと広がり、中がよく見えるようになった。

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さすがに洞穴の中、明かりはほとんど指してはいないものの、

意外に中は広くなっており、中にも道は続いていて木立もあった。

今居る世界は、蝉が鳴き、蒸し暑さばかりが気になるのだが

その洞窟の中からは違う季節の 心地よいが風が吹いてくる。

全くの別世界がそこには広がっているようだった。

コケの一種だろうか道の両側には緑に光ているモノがあった。

少女に導かれるまま 歩き続けた 暗く鬱蒼とした林を抜けると

急に明るい広場になっていて、そこには野アザミらしきたくさんの

つぼみが並んでいた。

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どうやらここの季節は春らしい。

一息つきながら『いつも何をして遊んでいるの?』と訪ねると

『かくれんぼとかぁ、おはじき!!』と、今時そんな事するかなぁと

思える答えでした。

そんな会話をしていると遠くの方で太鼓の音がし、たくさんの薪を

かついで通り過ぎる青年、すぐその後から大きな鍋を背負っていく青年

がいる。

『今日は祭りなの?』と訊くと、少女は口ごもりながら歯切れの悪い口調

で、『うん』と言い、目を背けるように後方に視線を流していた。

『じゃぁ、何して遊ぶ?』というと、さっきまでのあどけない口調で

『かくれんぼ!!』と言ったので、『二人だけで?』と訊くと

『友達もたくさん居るよ』という。

周囲にはどこからともなく集まってきた子供たちが大勢で かくれんぼ

をする体制になって居た。

早速、私が鬼になり、隠れていた子供たちを探し始め、みんなを

見つけ終わった頃、さっき薪をかついでいた青年が近寄ってきて、

にこやかな表情で今夜は向こうの広場でお祭りがあるから来いという。

せっかくの招待だから行くしかないと決め、後について行ってみた。

その後からは先ほどの少女を初め、大勢の子供達がついてくる。

近くにあった切り株に腰を下ろし、写真を撮ったりしながらしばらく

太鼓の音に聞き入っていた。

太陽が大きく西の空に傾いた頃、少女は私の耳元でささやいた。

『私が合図をしたらさっき来た道を一所懸命走って帰えるように』

と、言うのである。

さらに『何があっても振り返えらないで!』と、付け加えた。

意味もわからないまま、『いいよ!』と答え、少女の合図を待った。

広場の中央に櫓が組まれ、そこにはさっき青年が運んでいた大きな鍋が

据えられ、その下には薪もたくさん置かれている。

みんなで鍋を楽しもうという趣向のようで、

山形県で行われる芋煮会のようなモノかと思いながら、

その手際の良さに感心しながら見ていた。

一通り準備が出来たことを確認し、30分もすれば日が暮れるから

そしたら始めようと云うことで青年達が一度解散したところで少女は

『今よ! 逃げて!』と少女からの合図がでた。

気合いを入れ直し、意味も解らないまま、元来た道を走り始めた。

子供達が何やら騒いでいるが、まるで聞こえていないかのように

少女の云ったとおり振り向かずただひたすら走り続けた。

随分と走ったが 不思議と疲れない。

やがて初めに記憶にとどめた目印、銀杏の木の下にたどり着いた。

ここまで来てやっと後ろを振り返ってみたが誰もついて来ている様子も

無く、ほっと胸をなで下ろした。

戻ってから撮った写真を確認してみると不思議にも、あの村で有った

祭りの準備風景などは全く写っておらず、ただ少女とその友達を

撮ったシ−ンと思われるところには、こんな写真が残されていただけ

だった。

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あの不思議な世界に誘(いざな)ってくれた少女は何者だったのでしょうか。

大きな木の幹にあんな不思議な物体が無かったらあの不思議な少女に

会うことは無かったのでしょうか。

もしもあの少女の云うようにあの村から逃げなかったとしたら

どうなっていたのでしょうか。

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